2006年大阪府交渉

2006年7月4・5日

 阪南地域の住民の切実な要求をかかげて毎年とりくんでいる大阪府交渉が今年も4日・5日行われました。これには田村洋子岸和田府政対策委員長、大塚やすき(十八区)わけ豊(十九区)各国政対策委員長、阪南地域6市4町の日本共産党議員・予定候補が参加、奥野勝美府議、岸上しずき府議、宮本たけし前参議院議員、山下よしき元参議院議員が同席しました。

この間明らかになった泉南地域のアスベスト問題、少人数学級の拡大や養護学校の新設、道路の改善や関空土取り跡地の問題など、地元の切実な要望90項目について10部局と交渉しました。

 介護保険や障害者自立支援法導入による諸問題では、「全国一律の制度」という立場で府民の困難を省みず、府としては何もしないという態度に終始、同和問題では府民の批判が広がっている中、引き続き施策を進めると回答するなど何の反省もない立場であることも明らかになりました。

 一方で、信号の設置、河川護岸危険箇所の改修、道路標示の改善など具体的な問題では、貴重な成果をあげることができました。阪南地区ではこの交渉をふまえ、8月には政府交渉を行うことになっています。